株式会社オリコフォレントインシュア

https://www.orico-fi.co.jp

「短期間で確実にシステム移行を行いたい」
成功の鍵は、サポートにあり!

オリコの100%子会社化にともない、経理システムを短期間で刷新する必要に迫られたオリコフォレントインシュア様。導入を成功させるために注目したのは「サポート品質」でした。MAJOR FLOW Z CLOUDのファーストユーザーでもある同社の皆様に、使い続けて実感した導入効果について伺いました。

事業開始 / 2006年12月16日

資本金 / 3億9,120万円

従業員数/361人(2020年3月31日現在)

代表取締役社長 / 中林 美雄

本 社 / 東京都港区芝浦4-9-25

※企業情報は2020年3月現在のものです。

オリコグループの保証会社として、不動産賃貸領域における保証サービスを中心に、不動産・管理会社など賃貸住宅にかかわる企業、また国内で住まいを探す人々のための幅広いサービスを提供しています。住まいを借りたい人、貸したい人の間の不安を和らげ、安心・快適な契約をサポート。関係法令の改正やIT化、ライフスタイルの多様化など、変化し続ける不動産賃貸市場に柔軟・迅速に対応しつつ、日本の住環境の向上に取り組んでいます。

2017年の株式譲渡にともないリクルートグループを離れ、オリエントコーポレーションの 100%子会社となったオリコフォレントインシュア様。それまで経理系システムはリクルートグループ共通の独自システムを利用していましたが、新たにオリコグループでスタートするとともに、自社でのシステム導入の必要に迫られました。検討を始めたのは、新体制の発足まで約半年というタイミング。確実に導入をやり遂げることを目標に、その日を目指すことになりました。 製品選定から導入まで、実際にシステムを利用する経理部門の皆様が中心となって、進めました。当時を振り返り、導入効果と今後の展望等について、経営企画部で経理を担当されている吉川沙妃氏と大坂珠美氏、また経営層からは取締役の村上喜亮氏にご同席いただき、詳しく語っていただきました。

短期間で確実に導入できる
クラウドサービスを検討

それまでリクルートグループから提供されたシステムを利用していたために、自社でのシステム選定は初めての経験でした。村上氏は要件について、次のように語っています。「移行日は確定していましたので、絶対に遅らせることはできません。短期導入できることは重要なポイントでした。もちろん、じっくり1から構築している時間は見込めませんので、選択肢は自ずとクラウドサービスに絞られることになりました。このようなタイトなスケジュールの中では、サポート品質や対応力が成功の鍵になると考え、さらにイニシャルコストなども含めて総合的に勘案した結果、選定に残ったのがMAJOR FLOW Z CLOUDだったのです」。
いくつか候補となるサービスがあった中で、MAJOR FLOW Z CLOUDを選んだ理由には、パナソニック ネットソリューションズの製品を利用中の企業からの“口コミ”もありました。「実際に利用している企業からの言葉は信頼できました。また、懸案だった初期設定ですが、専属のSEが付き電話のほかオンサイトでも対応いただけるとのことだったので安心感がありましたね。もちろんコストも重要です。クラウドサービスなのでサーバ構築が不要なぶん、イニシャルコストはだいぶ抑えられていますよね。比較検討した中では、利用料も内容に比較してリーズナブルな設定だったと記憶しています」(村上氏)。

株式会社オリコフォレントインシュア
取締役
村上 喜亮 氏
株式会社オリコフォレントインシュア
経営企画部 経理室 経理課
大坂 珠美 氏

情報システム部門に頼らない
経理部門主導の導入に成功

情報システム部門ではなく、実際にシステムを利用する経理部門が主導したのも、今回の導入の特徴です。吉川氏は当時を振り返り、次のように語っています。「それまでグループで決められたシステムを利用していましたから、製品選定をしたり、自社に合わせてカスタマイズしたりといった経験はありません。不安だらけのスタートでした。経費精算書の経理チェック、ファームバンキングの支払処理、会計システム連携など、すべきことも増えており、とにかく無事に、短期間で、ミスのない移行をと、そればかり考えていました。必要な機能はすべて用意されているとはいえ、未知の業務を軌道に乗せるわけですから。技術サポートの担当者には、正直にこうした背景をお伝えして、1から教わる気持ちで、まさに二人三脚といった形で導入支援をしてもらいました」。

スピーディかつ確実に入力するために
ユーザーの「わかりやすさ」を重視

吉川氏が導入効果として実感されているのは、様々な効率化です。「電子押印が可能になったことで、紙へ出力して押印する必要がなくなり、申請の過程のほとんどが電子化されました。以前は申請・承認のためだけに出社、または帰社する必要が出てしまうこともありました。営業部などでは負担が大きかったようですし、これはテレワーク化の障壁にもなっていました。今ではブラウザと通信環境さえあれば自宅から、また外出先からもスマートフォンでも申請できますから助かっています」。
現場で運用に携わる大坂氏は、使いやすさも導入時に重視した項目だと説明してくれました。「経理システムでは、社員たちの入力項目などに毎回それほどの変化はなく、概ね決まった項目が繰り返し使われています。ですからシステムには、できるだけわかりやすく、時間をかけずに入力できることを求めました。経理部門の社員よりも、入力するユーザー目線を優先して考えたいということです。MAJOR FLOW Z CLOUDの画面や操作性は、こういった要望に適うものだったと思っています」。

使い続けて実感したクラウドのメリット
今後への期待、将来のビジョン

「サポートには今後も期待しています。さらなる効率化と生産性向上のために、できることがあるなら引き続き手を貸してほしいですね。要望がサービスに反映され、改良されるのはクラウドサービスならではのメリットです。当社のニーズや指摘が、結果的にMAJOR FLOW Z CLOUDの汎用機能のブラッシュアップに貢献できたら光栄です」(村上氏)。
「導入時からだいぶ機能も増えていますし、使いやすくなっています。どんな機能が増えたのかなど、まだ完全に把握していない部分もありますので、これからの課題として、『できること』『実現したいこと』の洗い出し、そしてそれらを改善につなげることも考えられますね」(吉川氏)。
「運用開始から3年以上が経って、社員もすっかり使い慣れています。今やMAJOR FLOW Z CLOUDは我が社の経理のコアを担う、なくてはならないシステムです。ビジネスの規模が拡大するにつれ社員数も増え、新たなニーズの発生することもありますが、それを汲み取り、迅速かつ的確に対応していただいている点も評価しています。機能面はもちろん、コミュニケーションをしっかり取って、よりよい結果を出したいという点で、当社とパナソニック ネットソリューションズさんとは目指すものも一致していますよね。将来的にはワークフローや就業管理システムなどのシリーズ製品を検討したく、これからも期待しています」(村上氏)

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